武井咲(23)主演のテレビ朝日系連続ドラマ「黒革の手帖」(木曜午後9時)の14日第8話、最終回の平均視聴率が、自己最高となる13・0%(関東地区)だったことが15日、ビデオリサーチの調べでわかった。初回から2桁をキープし続けた。武井は、1日にEXILEのTAKAHIRO(32)との結婚と妊娠を発表していた。

 同ドラマは、松本清張作品の中でも人気が高く、これまで何度もドラマ化され、山本陽子(75)大谷直子(67)浅野ゆう子(56)米倉涼子(41)ら人気女優が主演してきた作品。武井は、銀行で横領した1億8000万円や借名口座リストを利用して銀座に自分のクラブをオープンさせ、夜の世界でのし上がっていく悪女、原口元子を演じている。

 最終話は、安島(江口洋介)から渡された封筒を手に、もう1度、長谷川(伊東四朗)に会う約束を取りつけた元子(武井咲)。震えながらも「カルネ」の権利に加え、さらなる追加条件を要求した元子を長谷川は一喝。状況は緊迫する。そしてその直後、さらなる思いがけない事態が元子と長谷川を襲う。混乱の中、東京・銀座に戻った元子はその足で「カルネ」へ。ママとして居座っていた波子(仲里依紗)に出ていくよう言い渡す。