俳優高橋一生(37)が第42回エランドール賞の新人賞を受賞し1日、都内で、授賞式に出席した。

 日本映画テレビプロデューサー協会が優れた映像作品や制作者、俳優を表彰する。高橋はTBS系「カルテット」、NHK「おんな城主 直虎」などの演技が評価された。

 高橋は「心よりうれしく思っています。高橋にこういう役をやらせてみようと想像力を刺激するような俳優でいたい」とあいさつした。「おんな城主-」で主演した柴咲コウ(36)も駆けつけ「ほとばしる情熱が役に投影されていて私も感化された」と祝福した。

 他に、竹内涼真(24)門脇麦(25)杉咲花(20)ムロツヨシ(42)吉岡里帆(25)も同賞を受賞した。

 竹内は「僕をもっと見たいと思う表現をして頑張りたい」とあいさつした。その後の会見では休日の過ごし方も紹介。「おいしい店を調べて友人を連れて行って『おいしい』と言ってもらえたら満足」。報道陣から特別な人とは、と問われると「みんな特別ですから。みんなの彼氏ですから」と笑顔を見せた。

 門脇は「素直にうれしいです」。杉咲は「すてきな賞をいただき、皆さんに恩返しできたことがうれしい」。42歳で新人賞を受賞したムロは「5年後の大河ドラマの主役はムロツヨシです。まだ将来性があります」とアピールしていた。独身だが結婚の予定は「ないです」ときっぱり。

 一方、吉岡は「飽きられないように新しいことに挑戦し、前にどんどん進みます」。さらに「この賞が私のお守りになります。一生、頑張ることを約束します」と語った。吉岡が出演したTBS系「ごめん、愛してる」の脚本家浅野妙子さんから「今の吉岡さんは花があります。真ん中に立つ人。自分を信じて強くなって」と激励されると、涙を流して感激していた。