俳優三浦翔平(29)が、ネットテレビ局Abema(アベマ)TVの開局2周年記念ドラマ「会社は学校じゃねぇんだよ」(4月開始、全8回)で、初の連続ドラマ主演を務めることが15日、分かった。鈴木おさむ氏(45)脚本のオリジナルストーリーで、渋谷のギャル男からベンチャー起業家に転身する型破りな主人公を演じる。

 放送中の6月に30歳を迎え、俳優として伸び盛りのタイミングで、初めて主演を務めることになった。三浦は日刊スポーツの取材に「率直にうれしい。30代の新しいスタートをいい形で迎えられます。座長らしく頑張っていきたいです」と力を込めた。

 今回は、昨年1月期放送のテレビ朝日系「奪い愛、冬」以来の鈴木氏とのタッグ。同作品では、婚約者への嫉妬に狂う役を熱演し、話題にもなった。「鈴木おさむさんと聞いて、絶対面白いものができると思いました」。物語は、目的のためならどんなことでもする、型破りで頭がキレる主人公が「会社は学校じゃねぇんだよ!」と決めぜりふをはきながら、起業家として成長していくサクセスストーリー。三浦は「企業立ち上げの大変さ、企業成長とともに描かれる人間関係などが素晴らしく描かれています。これから起業を考えてる方、将来やりたいことがなくて悩んでる方、とても勉強になると思います」と話している。

 主人公を支える冷静でクレバーな右腕役に早乙女太一(26)。起業を目指すモデルのヒロイン役にAAA宇野実彩子(31)。主人公の後輩役に松岡広大(20)がそれぞれ出演する。