歌手で女優の神田沙也加(31)が、夫で現在活動休止中の俳優村田充との新婚生活や出産願望について語った。

 神田は14日放送のフジテレビ系「ノンストップ!」にVTR出演。昨年4月に結婚し、「帰る家があるなとか、待っててくれる人がいるなとか、そういうふうにはより深く感じるようになってきたかな」と心境の変化について語った。

 夫の村田は「サプライズ的なことを、あんまりサプライズ感を出さずにやってきてくれる人」だという。神田が好きで常備しているチョコレートがなくなっていると、知らないうちに補充されているそうで、「買いに行かなきゃって思うと、帰ってくると満杯になって入ってることがある。それを『買ってきたよ』って言わないで追加してくれるんですよ。『あ!チョコが満杯になってる!』っていうのが魔法みたいだし、うれしいし、ありがとうって言います」とのろけ、「恥ずかしい」とほおを赤らめて笑った。

 子どもについては「ほしいですね、すごく。大体いつぐらいにっていうのはなんとなくは思っています」という。20代半ば頃までは子どもを産むなら芸能界を辞めようと考えていたという神田。「逆に選択肢がそれしかないっていうくらいに結構固くそう思っていました。やっぱり子どもを産んだら少なくとも子どもの学校の行事だったりとか、そういうときに絶対居てあげたいと思ったんですね」というが、夫と話し合ったことで考えが変わり、母となっても女優を続けていきたいという思いに至ったという。「それを私がやらなきゃっていうふうに思ってたんですけど、すごく早い時期に話し合えたりとか、考えてくれたことはすごい感謝してます」と語った。

 今後の暮らしについて「すごく水準が高いとか、必要以上にいい暮らしとかは全然いらない。とにかく何よりも、振り返ったときに、すごくいいものを食べたりとかすごくいいところに住んでいたという思い出じゃなくて、何かを家族で食べたとか、家族とここに行ったとか、そういうものを子どもに大きくなったときに思い出してもらえるような、そういう家庭だったら本当にどんなものでもいいです」と理想を語った。