男女2人組ユニット「Do As Infinity」(ドゥ・アズ・インフィニティ=DoAs)が大阪市内で日刊スポーツの取材に答え、約3年ぶりとなる新アルバム「ALIVE」(2月28日発売)をPRした。

 デビュー18年目を迎え「公私ともに充実の毎日」と言う2人だが、前作からの3年間は積極的に海外でもライブを行ってきた。昨年7月の中南米ツアーでは、メキシコ・ブラジル・アルゼンチン・チリの4カ国を2週間に渡り訪れた。「初めての国、しかも地球の裏側でファンとつながれることは本当に嬉しい。この上ない喜び」とギター大渡亮は目を輝かせる。国内では00~04年にテレビ放映されたアニメ「犬夜叉」(原作=高橋留美子)の楽曲を担当したが、作品は現地で再放送され、依然として根強い人気を誇る。「日本語が分からなくても、歌詞を完璧に覚えてくれていて、イントロから大合唱。例えば(「犬夜叉」でエンディング曲として流れた)『深い森』はバラード調なのですが、まさにラテンの乗りで盛り上がる。人が明るくて楽しすぎる」とボーカル伴都美子にとっても新鮮なステージとなった。(中南米ツアーの模様は特典DVDにも収録)

 他にも台湾やインドネシア、シンガポールなど国内と並行して世界を巡った。大渡が「色々な出会いや経験が新しい音楽作りに影響していることは間違いない」と話すように、新アルバムでも、アニメ・ドラマ・映画界の劇伴作家として人気と実績を兼ね備える澤野弘之をサウンドプロデューサーとして迎えた。伴が「期待以上のサウンドを生み出してくれる」と評価するように、楽曲に新しい風が吹く。5曲目の「To Know You」では、都市の持つ魅力をアートとして表現する体験型イベント「TOKYO ART CITY by NAKED」(株式会社ネイキッド)との映像コラボで、「東京という未来型都市」を歌ったり、テレビアニメ「十二大戦」のエンディングテーマ「化身の獣」など話題曲も収録。アルバムの10曲を通して、近未来の混沌とした世界が描かれているようにも聞こえるが、その中で「今こそ自分で選択せよ」という強いメッセージも読み取れる。「若い頃よりいい意味で、変なこだわりがなくなってフレキシビティー(自在性)が備わったかな」と大渡は笑顔を見せるが、18年目のDoAsは進化を続ける。

 新アルバムを引っ提げたツアーは5月19日の名古屋ダイヤモンドホールを皮切りに全国5都市を回る。詳細は公式ページ(http://www.d-a-i.com/)を参照。