乃木坂46の3期生8人が6日、東京・天王洲銀河劇場で、舞台「星の王女さま」の初日公演前に通しリハーサルを行い、取材に応じた。

 伊藤理々杏、岩本蓮加、梅澤美波、阪口珠美、佐藤楓、中村麗乃、向井葉月、吉田綾乃クリスティーの8人が登場した。乃木坂46の新曲「シンクロニシティ」(4月25日発売)で選抜メンバー入りした同期の大園桃子、山下美月ら4人は出演しない。伊藤は「4人がいなくて、不安や寂しい気持ちもあるんですけど、この8人でも来てくださった方にたくさんいいものを届けて、感動してもらえるような、心に届くような舞台を作りあげていきたいです」と意気込んだ。

 梅澤は「3期生というくくりだと12人なんですけど、今回は8人。『4人がいない8人』って思われたくないです。私たち自身もすごく強い気持ちを持っているし、今与えられた試練だと思っています」と言葉に力を込めた。当日券も販売されることから、「まだチケットもございますので! (売り切れていなくて)そこが本当に悔しくて。私たちももっと発信して、名古屋公演もあるので、頑張っていきたいと思います」とアピールした。

 また、季節柄花粉症で苦しむメンバーも多いという。岩本は「私、特にひどくて、歌うときも鼻声なんです。『桃』というせりふも『ぼぼ』になっちゃう」と苦労を明かした。岩本は植物のバラの役を演じるため、「お花なのに、花粉症がひどいんです。自分で(花粉を)出しているからかな…」と笑った。伊藤は「花粉症にも負けないように頑張ります!」と意気込んだ。

 舞台は東京・天王洲銀河劇場で今月15日まで、名古屋・春日井市民会館で同26日から28日まで上演。