女優池田エライザ(22)が3日、都内で主演映画「ルームロンダリング」(7日公開、片桐健滋監督)トークショーに出席した。

 事故物件に住み、その履歴を帳消しにするという秘密の仕事をしている八雲御子が、幽霊たちに振り回されるコメディー作品だ。

 池田演じる八雲は、ちょっぴり不思議で、自分の殻に引きこもりがちな「こじらせ女子」だが「御子ちゃんを応援しているうちに、自分にもこういうところあるなとか感じられると思う。最近お墓参りに行ってなかったなとか、ありがとうと言ってなかったなとか、忘れがちなことを感じられる作品ですし、年齢によっても感じ方が違うと思う。いろいろな情報があふれる時代だからこそ、自分自身のハートフルなところに向き合えると思う」とアピールした。

 池田はこれまで、出世作となった15年公開の映画「みんな!エスパーだよ!」で、パンチラばかりする女子高生ヒロインなど、抜群のプロポーションを生かした“セクシー”な役柄も数多く演じてきた。司会者から振られると「意外とそんなにやったつもりはないんですけどね。インパクトがあるんですかね?」と苦笑い。それでも「いろいろな役をやらせていただいて、萬屋みたいになってきています。自分は『○○派』みたいな感じにはなかなか定まらないですけど、いろいろと楽しんでもらえているならいいのかもしれません」と笑顔を見せた。

 この日のイベントには、池田がファンという漫画「君たちはどう生きるか」の作者・羽賀翔一氏(32)も出演。今作について「繰り返し見ると違う発見ありそう。誰かを連れていきたくなる作品だと思います」と話した。