女優吉行和子(82)が5日、都内で行われた「第29回伊藤園お~いお茶新俳句大賞」の授賞式に、審査員として参加した。

 海外55カ国を含めた約195万作品の中から受賞作が発表され、最高賞にあたる文部科学大臣賞には、大阪市の田島もりさん(俳号=83)の作品「獅子舞の口へ太平洋の風」が選ばれた。

 審査員の俳人、安西篤氏は「獅子舞が一仕事を終えて、一息ついている様子。太平洋の風を吸って、英気を養っている。小林一茶の句にも獅子舞が登場するものがあるけれど、それよりもスケールが大きい、格を持った句」と選評を述べた。

 94歳の夫と全国を旅して、その土地との出会いで俳句を詠んでいるという田島さん。吉行は「すばらしい句。『これがいい』と選考会で騒いだんです」と明かし、「私も元気になります。いい思い出になりました。俳句はすごいエネルギーがありますね」と活力を得たようだった。