アニメーション映画「未来のミライ」(細田守監督)の初日舞台あいさつが20日、東京・TOHOシネマズ日比谷で行われ、上白石萌歌(18)黒木華(28)星野源(37)麻生久美子(40)らが出席した。

 主人公の4歳の男の子が未来から来た妹と一緒に家族をめぐる物語に出会う-というストーリー。男の子くんちゃんを演じた上白石、妹を演じた黒木、お父さんとお母さん役の星野、麻生と、「家族」全員がそろった。

 家族の愛を感じる時について、上白石は「『いってらっしゃい』って言う時に、すごく感じます。今、(姉で女優上白石萌音と)2人暮らしなんですけど、家族全員でいた時は、何気ない言葉に愛がこもってると思っていました」と話した。

 麻生は、数年前、出演舞台の地方公演から帰京した時のことを振り返った。「大千秋楽を終えて帰ってきた時、新幹線の改札に、夫と娘が待ってたんです。娘が花を1輪持ってて、私を見つけたとたんに泣き出して。それがかわいくて…」と、当時を思い出して目を潤ませた。