俳優野村周平(24)主演のフジテレビ系連続ドラマ、オトナの土ドラ「結婚相手は抽選で」(10月6日スタート、土曜午後11時40分)の制作発表が27日、都内で行われた。

少子化対策のため、25歳から39歳までの独身男女に抽選で見合いを義務づける「抽選見合い結婚法」が制定された現代社会の物語。

野村は内気でオタクで潔癖性でモテない独身男という、実際とは正反対と思われる役柄を演じる。恋人に振られて自分を見失うプチお嬢様のヒロインを、高梨臨(29)が演じる。

野村は「法律はフィクションだけど、現代の日本で起こりうる問題を描いているドラマだと思う」。潔癖性の役作りについては「取りあえず家の掃除から始めて、よく行くご飯やさんにはマイ箸を持って行きました。現場に入ってからも、気をつけて周りを拭いていました」。すでに全話の収録を終えているが「楽しい現場作りから始めました。基本楽しくないと、現場に来ないですよ(笑い)。高梨さんにもセリフのアドリブに付き合ってもらって楽しかったです」と話した。

今年2月に、ロシアW杯出場のサッカー日本代表DF槙野智章(31)と結婚したばかりの高梨は「あまり変わったことはないんですが、考える単位が1人ではなく、2人になりました。あと早起きになりました。前は休みの日は、永遠に寝ていたいタイプだったんですけどね」と話した。

他に大谷亮平(37)佐津川愛美(30)若村麻由美(51)が出席した。

河角直樹プロデューサーは「タイトルは非常にとっぴですが、問題を抱えた若者の成長の物語。若者が新たな自分を発見して成長していく。自分だったらどうするだろうかと考えながら見てほしい」と話した。