有村架純(25)が21日、都内で、主演映画「かぞくいろ-RAILWEYS わたしたちの出発-」の公開直前試写会に出席した。

人生を鉄道になぞらえた映画「RAILWEYS」シリーズの第3弾作品。鹿児島を舞台に、血の繋がりのない家族の再出発を描く。有村は「家族にはいろんな形があって、自分が家族だと思ったら家族。壁があっても乗り越えられる強さが人にはあると、(演じる)晶を通して気付きました」としみじみと話した。

家族をテーマにした作品にちなみ「家族のルール」を聞かれると、兵庫出身の有村は「教育されていたのは言葉遣いや行儀。関西弁で語尾につける『やんな』を『やんね』と正されました」と振り返った。「女姉妹なので、父親が女性として育ててくれたのかな」と感謝した。

トークイベントには、映画の第2弾作品「RAILWEYS 愛を伝えられない大人たちへ」に主演した三浦友和(66)もゲストとして登壇。「夫婦がパートナーとして歩むために大切なこと」を聞かれると、「相性が合うことが一番大きい。真面目に言うと、人と比べないこと。ねたみそねみが生まれてしまうので、それぞれの幸せを見つめることが大切」と観客にアドバイス。独身の有村は「いい家族の形ができるのか想像がつかない」としつつも、「子どもや将来の旦那さんの理解者でありたい」と理想を語った。

共演の国村隼(63)も出席した。