水谷豊(66)主演のテレビ朝日系ドラマ「相棒 season17」(水曜午後9時)の21日第6話の平均視聴率が16・4%(関東地区)だったことが22日、ビデオリサーチの調べで分かった。

第1話の視聴率は17・1%で、10月期に放送されるドラマの初回としてはトップを記録している。これまでの最高は第2話の17・9%。

水谷演じる警視庁特命係の杉下右京が“相棒”と事件解決に挑む人気シリーズ。4代目相棒、冠城亘を演じる反町隆史とのコンビは4年目に突入。今シーズンから特命係に浅利陽介演じる青木年男が加わった。

第6話のゲストは西田尚美、松尾諭、宮田早苗、谷藤太ほか。

“平成の毒婦”として世間を騒がせた連続殺人事件の被告、遠峰小夜子(西田)がある出版社に対して名誉毀損(きそん)で民事訴訟を起こす。小夜子は1審で死刑判決を受け、控訴準備中の身だった。

出版社は和解を申し入れるが、小夜子は「記事がでたらめであることを証明するために、有能な刑事と話がしたい」と条件を持ち出したことから、右京と亘は面会することになる。

拘置所で対面すると、小夜子は昨年のシンガポール旅行中、バイオ工学の第一人者、谷岡邦夫教授(谷藤)と知り合ったことを話題にする。その谷岡は数日前に自宅の浴室で溺死。小夜子と谷岡の死の関連を確かめるため、2人は周辺を調べ始める。