演歌歌手岩佐美咲(23)が26日、東京・台東区の東京キネマ倶楽部で、5回目の単独コンサートを行った。

石川さゆり「能登半島」、山本リンダ「狙いうち」ZARD「揺れる想い」などのカバー曲に初挑戦し、2月13日発売の新曲「恋の終わり三軒茶屋」なども歌唱する約2時間のステージで、約400人のファンを何度も喜ばせた。

「恋の-」は東京・三軒茶屋を舞台にした歌謡曲テイストの失恋ソング。「前作の『佐渡の鬼太鼓』は演歌っぽい力強い曲だった。今回の曲は主人公になりきって歌いやすい」と話す。右手で三角形を作る振り付けがあり「これが流行ったらうれしいな」と期待を込めた。

正月休みは家族で過ごした。「福袋は買わない主義です。何が入っているか分からないから。でも、スニーカーは買いました。『しゃれは足もとから』と言うでしょ。今日も履いてきた。おしゃれをすると気分も上がります」と、平成最後のソロ公演に気合を入れて臨んだ。

今月30日で24歳になる年女だ。「内面を磨いて年齢相応の大人の女性になりたい。三軒茶屋に行って1人で飲むのもいいかも」。2月から突入する8年目に向けて弾みを付けるソロ公演だった。