婚活の現実にスポットを当てた異色の映画「美人が婚活してみたら」が23日公開され、都内で舞台あいさつが行われた。

主演の黒川芽以(31)はタイトルが恥ずかしいようで「『美人』の黒川です。反応が心配です」。共演の臼田あさ美(34)は「『美人』の友人役です。自然で奥行きのある作品になったと思います」と笑顔で続けた。

婚活相手にふんしたのは人気の中村倫也(32)と田中圭(34)。中村は「共演すると、いつも圭君がセクシーで僕はオクテ。いいかげん、このパターンを覆したいけど、やっぱり『僕のこと好きになっちゃった?』なんてセリフ、普通には言えない」と、田中の役柄を皮肉った。田中は「いやいや、劇中ではぜんぜん不自然じゃないでしょ」と息のあったところを見せた。

大九明子監督(50)は「撮影スケジュールはタイトでしたが、考え得るゴールデンメンバーがそろいました」。これが初の映画脚本となったお笑いのシソンヌじろう(40)は「立派な役者さんが僕の書いたボケをしっかりやっていただいて恐縮するばかりでした」と振り返った。