漫画出版社マーベル・コミックのヒーローたちが出演する米人気映画「アベンジャーズ エンドゲーム」の世界興行収入が5日までに約21億8900万ドル(約2415億円)となり、「タイタニック」(97年)の約21億8700万ドルを抜いて歴代2位となった。配給会社のウォルト・ディズニーが5日(日本時間6日)、発表した。

「-エンドゲーム」は、アイアンマンやキャプテン・アメリカ、ハルク、ホーク・アイら、人気キャラクターが同じ架空の世界に登場するシリーズ22作目で、アベンジャーズ作品としては4作目で完結作となる。日本語吹き替え版では、米倉涼子(43)加藤浩次(50)らが声優出演している。

20億ドルの大台突破は5本目。公開11日目での大台突破は最速記録。史上最高額は「アバター」(09年、約27億8800万ドル)で、今後の伸びに映画業界の関心が高まっている。

世界興収20億ドルを突破したほかの2作品は「スター・ウォーズ フォースの覚醒」(15年、約20億6800万ドル)と、アベンジャーズの前作「インフィニティ・ウォー」(18年、約20億4800万ドル)。