フジテレビの内田嶺衣奈アナウンサー(29)が31日、金曜日のメインキャスターを務めている「FNN Live News α」(月~金曜午後11時40分、金曜深夜0時10分)の生放送で、母校のカリタス学園の児童たちが殺傷された川崎市多摩区の事件についてコメントした。

事件について報じた後に「私はカリタス学園に12年間、通っていました。このような形で母校のニュースを伝える日が来るとは思っていませんでした。先生方の動揺、保護者の抱える不安、子供たちの心の傷がとても心配です。傷ついた人に寄り添ってくれる人がいるようにと心から願っています」と目を潤ませて話した。

内田アナはカリタス小学校、カリタス女子中学校、カリタス女子高校に12年間通学。上智大文学部を卒業して、13年にフジテレビに入社している。

また、31日までに、インスタグラムの機能、ストーリーで事件に追悼のコメントを寄せていた。「この3日間、どう言葉を発したらいいのか、紡いだらいいのか、とても悩んだのですが、今日は自分の思いを書かせていただきます。先日、川崎で悲しい事件が起きました。連日報道されているカリタス学園は、私が小学校から高校まで約12年間通った、大切な大切な母校です」と書き込んだ。

さらに「生徒1人1人を大切にしてくれる学校で、私はそのあたたかい環境の中で守られ、すくすくと育つ事ができました。今の自分の基盤をつくってくれた場所だと思っています。このような事件が起き、ショックです。同じように悲しい気持ち、やりきれない気持ちになった方がきっとたくさんいらっしゃるかと思います。この場をお借りして、謹んで哀悼の意を表します。自分に何が出来るか考えながら、母校に思い寄せるととともに、今回の件で傷ついた方たちが少しでも穏やかな気持ちになれるよう、そして子供たちが守られ、安心して笑えるよう、微力ではありますが、心からお祈り申し上げます」と思いをつづっていた。