女性ピン芸人、友近(45)が18日、都内でDVD「友近コント作品集『演って候』PREMIUM BOX 2014-2018」の完成記念記者会見を開いた。

「友近コントライブ 友近ワイド劇場」「友近連続ライブ小説 おそかれはやかれ」「ともちかライブコント 友近ハウス」の3枚組で、いずれも友近のコントライブが収録されている。

友近は「『友近ワイド劇場』では江戸川乱歩の世界観を再現しました。3本セットで7時間たっぷりと収録しています」。会見には、共演のバッファロー吾郎A(48)ロバート秋山竜次(40)ゆりやんレトリィバァ(28)も出席。友近は「普段からお笑いの価値観が合う人と同じ空気感でやることができた。本当にコントを演じることが好きな人に集まってもらいました」。DVDの題名について「コントを演じると、すぐに絶頂に達してしまう人たちですから、候(早漏)です」と、まさかの下ネタ。「柳ジョージさんの『酔って候』という歌も好きです」と話した。

「女ピン芸人を描いた『おそかれはやかれ』はNHKの朝ドラみたいなものをやりたかったんですが、その半年後にNHKの朝ドラ『わろてんか』が始まりました。『友近ハウス』は『テラスハウス』みたいなものです。『友近ワイド劇場』は小学生の頃から『土曜ワイド劇場』みたいなものをやりたいと思っっていました」と説明。次にやりたことを聞かれると「国民的な、みんなに愛されるアニメのコントをやりたい」とフジテレビ系アニメ「サザエさん」のコントライブ化に意欲を見せた。

友近について、バッファロー吾郎Aは「元気、タフ。面白いが大前提ですけど、何もかもが元気なので、こっちが先導してもらっている感じ」。秋山は「この世界観を形にするというのはすごい。このパッケージで貫くのはすごい」と話した。

。ゆりやんは「友近さんの尊敬しているところは、歯がきれいなところ(笑い)。芸人の幅が、枠を超えている。御自身が、これだと思っているところを貫いている」。自身がアメリカNBCの公開オーディション・リアリティー番組「アメリカズ・ゴット・タレント」に出演して話題を呼んでいることんついては「手首をひっくり返して、裸で走り回っただけです」。友近は「ジーンと来た。あの舞台でやりたいことやっているんだもの。デビューーした時から、同じような匂いをした子が出てきたぞと思った。だから、すぐ声をかけさせていただいた」と話した。

宮迫博之(49)らの吉本芸人が振り込め詐欺などの反社会勢力の忘年会に出席して、騒動になった闇営業問題については特に触れることなく終わった。