ジャニーズ事務所がSMAPの元メンバー3人を民放テレビ局に出演させないよう圧力をかけた疑いがあるとして、公正取引委員会が17日までに独禁法違反(不公正な取引方法)につながる恐れがあるとして同事務所を注意したとされる報道について、お笑いタレント加藤浩次が18日、自身の考えを明かした。

MCを務める日本テレビ系情報番組「スッキリ」で、「こういうことはジャニーズ事務所に限らず、みなさん周知なんですよ」と切り出し、こう続けた。

「大手の事務所から独立したタレントが何年かテレビに出られなくなるのは、僕はテレビを見ていて、気付いている方もいると思います。僕はこういう仕事をしていて、そういうのは暗黙にあると分かっている。じゃあ、何十年前から決まってきた芸能界、テレビの歴史の中で当たり前のように扱っているけど、今の時代を考えたら、ちょっとおかしいのではというのもある。その部分では、テレビ、事務所、業界全体がこれから新しく変わっていく、次に向かっていくきっかけになればいいなと思っています」

加藤自身も、大手の吉本興業関連会社よしもとクリエイティブ・エージェンシーに所属しており、発言直後からネット上では「おっしゃる通り」「忖度なく発言してくれてありがとう」などの声が相次いでいる。