外国人が知る関西の魅力をジャーナリスト池上彰氏(69)が解説するカンテレ「池上彰の関西人が知らないKANSAI」(関西ローカル)が14日午後7時から放送される。第4弾となる今回は「奈良の魅力」がテーマ。MCはブラックマヨネーズの小杉竜一(46)吉田敬(46)が務める。

奈良は外国人観光客がこの5年間で3倍に増え、昨年初めて200万人を突破。なぜ奈良に注目が集まるようになったのか、外国人に尋ね、関西人が知らない奈良の魅力を池上氏が解説する。

1300年の歴史を誇る奈良は歴史的建造物が多く、観光地として栄えているが宿泊客数は46位と全国最低レベル。だが、ここ数年、奈良を関西の観光の拠点として選ぶ外国人が急増しているという。番組では、奈良に泊まる外国人観光客に密着し、どのような楽しみ方をしているかを探る。

外国人が自国のものよりもおいしいと訪れる「世界の粉もん」も紹介する。池上氏が大阪の「粉もん」文化の発展を担ったソースについて解説。ブラックマヨネーズと3人で紙芝居で、ソース文化の発祥にまつわる物語を披露した。

ぶっつけ本番だったが、吉田の熱演と小杉のアドリブでスタジオは盛り上がり。池上は「さすがプロの技だなと思いました。吉田さんがあまりにも上手なんで、小杉さんが思わずアドリブを言っちゃったというね」と絶賛した。

小杉は「漫才師の域をこえるぐらい、力入ってましたね」。吉田は「僕の紙芝居の才能をいかんなく発揮させていただいた回でしたね」と振り返った。

世界で絶賛される関西発のブランドを紹介するコーナーでは、優れた品質で世界的に大躍進している関西発の繊維メーカーや、アメリカで出店依頼が殺到している関西発のアミューズメント施設を紹介する。