フリーアナウンサー小林麻耶(40)と安東弘樹(52)が15日、都内でタカラトミーのミニカー「トミカ」の50周年記念会見のMCを務めた。

元TBSの2人は、ともに車好きで知られる。小林は「3歳の時に祖母に買ってもらったのが最初。トミカファン歴は10年くらいですかね(笑い)。大人になってもトミカ愛は止まらず、150台くらい持っていた。本当に大好き」と笑顔を見せた。そして「母が妹を出産する時に病院に行くのを嫌がったら、祖母が買ってくれました。それから父に、いろいろ教えてもらって好きになりました。トミカには家族の思い出も詰まっています」と振り返った。

安東は「トミカ歴、ほぼ50年。52歳になりますが、子供の頃から遊んでいます。トミカは本物だから、好きなのよ」と話した。

1970年(昭45)発売開始のトミカは累計販売台数6億7000万台以上のベストセラー。祖父母から孫まで3世代にわたって親しまれ、日本国内の認知度は96%に及ぶ。50周年を記念してロッテ、田中貴金属、ホンダ、トヨタ、日産とコラボした企画、アニメ制作、感謝祭なとが予定されている。ホンダはシビック、トヨタはスープラ、日産はGT-Rのトミカが、50周年記念デザインで発売される。

富山幹太郎代表取締役会長は「1970年、ミニカーと言えば外国製で、車種も外国車ばかり。失敗を繰り返しながらも、強い気持ちで開発した。現在はベトナムで生産している。この先、50年、100年と進化し続けていく覚悟が必要。変わりゆく時代の中で、トミカがどんな進化を遂げていくかワクワクする心を抑えられません。50周年を迎えられたことを皆様に感謝するとともに、これからもトミカをよろしくお願いします」と話した。