上沼恵美子(65)が11日、パーソナリティーを務めるABCラジオ「上沼恵美子のこころ晴天」に電話で出演した。

新型コロナウイルス感染拡大に伴う政府による緊急事態宣言を受けて、局側が配慮し、上沼は4月13日から当面の間、出演を見合わせていた。

番組の冒頭で、同局の北村真平アナウンサー(35)が上沼の電話出演を紹介。上沼は「元気元気。毎週、真平ちゃん頑張ってますね。聞いてます。そのためにすごいラジオ買った」と元気な様子を明かした。

上沼は「早く行きたいのよ。スタジオが浮かんでる。家で何もすることがないの」と話した。墓参りや夫と食事をしたといい「墓参りにも行って、しゅうとめには仏花、母にはカーネーションを差し込んだ」と明かした。

10日に放送された読売テレビ「上沼・高田のクギズケ!」(日曜午前11時40分)では自宅をテレビ初公開していた。「家は冷蔵庫の中をのぞかれているようでいやなんですけど」と言いつつも公開。その理由は「自粛して家にいなさいというメッセージには1番かなと思って。リスナーさんにも見ていただけるかなと」と語った。

「クギズケ!」でも「悪口が言いたい」と本音を語っており、この日も「悪口言わんとあかんな人間は。悪口は脳の活性化。悪口言える人はアホはおりません。大変難しいんですから。言葉を組み立てていかな。この頃、悪口言ってないから気が弱くなってる」と繰り返した。

「今は医療関係のみなさんは1番大変だと思う。リスクを背負いながらお仕事をしてる方も本当に大変だと思います。でもみんな見えないもんと戦ってます。でも必ず終わりはきます」と力説。「だからその日まで笑っておきましょう」と呼びかけた。

東京都の小池百合子知事についても、上沼は「えらいな。毎日毎日、記者会見。でもやつれはれへんね。あの人きれいね。やっぱり知事が沈んだらあきませんからね。見直しましたわ」と話していた。