A.B.C-Zの初主演映画「オレたち応援屋!!」(2020年公開、竹本聡志監督)の公式SNSが18日に開設されることが17日、分かった。メンバーが日々頑張る人を応援する企画も決定。メンバーを代表し河合郁人(32)橋本良亮(26)が取材に応じ、映画で、SNSで応援を届ける意気込みを語った。

「-応援屋!!」は応援を仕事にする若者の奮闘と成長を描くコメディー。同企画では励ましを求める人から「応援してほしいこと」を募り、メンバーが映画で演じる役柄さながら「応援メッセージムービー」をSNS上で届けていく。

18日午前8時にインスタグラム、ツイッターで映画公式アカウントを開設、応募窓口となる特設ページもオープンする。グループとしてSNSで情報発信するのは初めてだが、河合は「つらいことは面と向かって言えなかったりするので、SNSを通して相談していただけたら。元気になるような動画を配信していきたい」と力を込める。新型コロナウイルスが世界的に流行する中、企画が走りだす。橋本は医療従事者を支援する動きに共感するとし「タイミングが意味深い。もっと応援していこうという気持ちが芽生えました」。

募集したメッセージはメンバー自身が目を通すという。塚田僚一(33)の体操や五関晃一(35)のダンス、戸塚祥太(33)のギターなどメンバーの得意分野を盛り込みたいとし、橋本は「1人1人のカラーを見せていけたら」。河合は「サプライズや喜んでいただける発表もしていきたい」と今後に期待をもたせた。

また河合は、所属するジャニーズ事務所の社会貢献活動「Smile Up! Project」や期間限定ユニット「Twenty★Twenty」のプロデュースに尽力する滝沢秀明副社長(38)も“応援”。「タレントの気持ちを分かっているタッキーだからこその企画。タッキーが大好きなカニを送りたい」と笑った。

◆映画「オレたち応援屋!!」 12年から毎年日生劇場で行われるA.B.C-Z単独主演舞台「ABC座」の5作目「ABC座 2016 株式会社応援屋!!~OH&YEAH!!~」を原案に映画化。「株式会社応援屋」のメンバーが人生に悩む人を応援するコメディー。河合は「ちょっとした気遣いや微々たるものが、ものすごいパワーになるんだと思える映画になっています」とアピールした。