熊本県出身の演歌歌手島津亜矢(49)が6日、熊本県南部の豪雨災害地区の自治体に「がんばらなんたい」Tシャツ1000着と即席みそ汁1000食を寄付することを決めた。

島津は親類や知人が、被害のあった同県人吉市に多くおり、コロナ禍の中で発生してしまった今回の豪雨災害の報道を見て心を痛めていたという。何かできないかと模索し、今できる緊急支援として、自身のオリジナルグッズ「がんばらなんたい」(熊本弁でがんばらなきゃの意味)と書かれたTシャツを取り急ぎ1000枚、当該地区の自治体に寄付することを決めたという。

突然のことで、所属事務所にTシャツは約500枚弱の在庫しかなく、至急、発注をかけたという。

現在、市役所などもいろいろな支援物資の対応で混乱されているため、迷惑をかけないよう、連絡を密に取り合ってから、届ける意向だ。

島津は「がんばらなんたい」という言葉を、9日に行う自身初の配信コンサートの「タイトル」にも使用している。コンサート当日も、自らの言葉で、「熊本南部豪雨災害への支援」を呼びかける予定だ。