V6岡田准一(39)の主演映画「ザ・ファブル」のシリーズ化が決まり、新作「ザ・ファブル 第二章」(江口カン監督)が来年公開されることが18日、分かった。木村文乃(32)らが引き続き出演し、新キャストとして堤真一(56)元欅坂46平手友梨奈(19)安藤政信(45)らが参戦する。

同作は、累計750万部の人気コミックが原作。昨年6月に映画化され、激しいアクションや、ユーモアあふれる爆笑シーンが話題に。累計130万人以上動員、興行収入17・7億の大ヒットを記録して続編希望の声が多数あがっていた。岡田演じる伝説の殺し屋「ファブル(通称アキラ)」が、木村演じる相棒のヨウコと兄妹のふりをして暮らす中、さまざまなトラブルが展開する。

今作では、表向きはNPO団体の代表だが、裏では金をだまし取っている宇津帆(堤)が登場。すご腕の殺し屋、鈴木(安藤)と組んで人々をわなに陥れる。岡田が平手演じる車いすの少女、佐羽ヒナコと偶然再会したことを発端に、街全体を巻き込んだ大騒動に発展していく。

岡田は、「SP」シリーズや映画「海賊とよばれた男」などに続く堤との共演について「キャリアの節目になる作品でご一緒させていただいてきた堤真一さんにご出演いただけたことに、ご縁を感じうれしく思っています」と喜んだ。撮影は今月中旬に終わっており、「良い映像が撮れていると思います。早く完成した新作を見ていただきたい!」とアピールした。

○…堤は「ここまで振り切った悪党の役をやったことは無かったので、大きな挑戦になると思いました。共演のたびに岡田君のおかげでいろいろな役に出会わせてもらってる気がします」とコメント。今作のヒロインを務める平手は、起用を受けて「なぜ私なんだろうとビックリしました」と回想。「今でも私で大丈夫だったかなという不安はまだありますが、私なりのヒナコを精いっぱい表現したつもりです」と振り返った。