NHK連続テレビ小説「エール」(月~土曜、午前8時)の14日に放送された第88回の平均視聴率が18・9%(関東地区)だったことが15日、ビデオリサーチの調べで分かった。 

同作から土曜の内容は1週間を振り返る形となっている。最高視聴率は第37回の22・1%。

主演は窪田正孝、ヒロインに二階堂ふみ。物語は高校野球の「栄冠は君に輝く」や、阪神タイガース応援歌「六甲おろし」などで知られる数々の名曲を手掛けた作曲家古関裕而氏とその妻をモデルにした、音楽とともに生きた夫婦の物語。

主題歌「星影のエール」をGReeeeNが歌う。朝ドラ初の4K撮影で窪田&二階堂のタイトルバック映像にも、その美しい風景が使われている。

あらすじは、藤堂先生(森山直太朗)と再会をした裕一(窪田正孝)は、コンサートに向け楽器ができる兵士と練習をはじめた。ラングーン滞在中にビルマで戦う兵士のために書いた曲「ビルマ派遣軍の歌」を歌う藤堂先生。その夜、音楽を通してみんなが死について話し合い、気持ちが通じ合った。翌日、裕一は藤堂先生から死んだときに妻に渡して欲しいと手紙を託された。その時、銃声が鳴り響き部隊が襲撃された。銃撃戦の中で藤堂先生は撃たれ、裕一が泣きながら抱きかかえるが、その中で亡くなった。