演歌歌手さくらまや(22)が、芸能事務所を退社して“無職”となった現状を自虐した替え歌が反響を呼び、喜びと感謝をつづった。

さくらは27日に放送されたTBS系特番「爆笑!ターンテーブル」に出演し、人気アニメ「鬼滅の刃」のオープニング曲「紅蓮華」の替え歌「不安げ」を披露。出だしから「今年7月家を買った だけど8月 無職に」と、家のローン支払いに苦しむ現状を自虐したかと思えば、さらに「演歌なんて歌いたくない! アニソン歌いたい」「『おばあちゃんのため紅白出たい』そんなもん全部ウソ」とぶっちゃけた歌詞で爆笑をさらった。

この替え歌がネット上でも反響を呼び、さくらは同日中にツイッターアカウントを開設。「爆笑ターンテーブルの反響がすごいと聞き、慌ててTwitter開設しました。よろしくお願いします」と報告し、「とてもジーンと来ました。他にも、『なりふり構わない勢い』「尖ってる』などなど皆さんの反応嬉しかったです。そう、なりふり構っていられない!(ローンがある!)」とつづった。

また、28日にはメディアプラットフォーム「note」に長文を投稿。反響の大きさに「『演歌御殿』を手に入れたのに、無職となり、個人事務所を立ち上げたものの、仕事が来るかもわからない。今の『なりふり構っていられない』境遇を自虐暴露することで、笑いに変えられたことが嬉しくて。わたしと一緒に暗中模索の事務所スタッフにも大きな励みとなったと思います」とつづり、「長く仕事をしていると、いいことありますね!ありがとうございます!」と感謝した。

さくらは2008年、当時10歳で史上最年少演歌歌手としてデビュー。現在日大法学部に在学中で、ミュージカルなど舞台出演と両立していた。9月1日に、所属事務所を専属契約終了に伴い退社し、個人でプロダクションを立ち上げ活動することを報告した。