NHK連続テレビ小説「エール」(月~土曜、午前8時)の24日に放送された第117回の平均視聴率が20・3%(関東地区)だったことが25日、ビデオリサーチの調べで分かった。 

同作から土曜の内容は1週間を振り返る形となっている。最高視聴率は第37回の22・1%。

主演は窪田正孝、ヒロインに二階堂ふみ。物語は高校野球の「栄冠は君に輝く」や、阪神タイガース応援歌「六甲おろし」などで知られる数々の名曲を手掛けた作曲家古関裕而氏とその妻をモデルにした、音楽とともに生きた夫婦の物語。

主題歌「星影のエール」をGReeeeNが歌う。朝ドラ初の4K撮影で窪田&二階堂のタイトルバック映像にも、その美しい風景が使われている。

あらすじは、アキラ(宮沢氷魚)が華(古川琴音)のために歌った曲を聴き、裕一(窪田正孝)は音(二階堂ふみ)が賛成する音の横で考え込んだ。その後、音が手にした亡き母光子の形見のロザリオに、アキラと華が互いに幸せを誓う姿を見た裕一は「娘をよろしく頼みます。華、幸せになれよ」と2人の結婚を許した。そして結婚式が行われ、その後の結婚パーティーがにぎやかに行われた。音が見守る中、新婦の父としてあいさつに立った裕一は、感極まりながら思いを語った。数年後、1964年に東京でオリンピックを開催されることが決定し、開会式のオープニング曲の作曲を誰に依頼するかが検討された。ある朝、古山家に日本政府から来たという男たちがやって来て、「先生に東京オリンピックのオープニングを書いていただきたい」と裕一に頭を下げた。裕一は一度聞き直すが「やらせていただきます」とその場で即答した。