柴咲コウが主演を務める日本テレビ系連続ドラマ「35歳の少女」(土曜午後10時)で柴咲のヘアメークを担当する新井はるかさんが主人公・望美の成長に沿って絶妙に変化していくヘアメークの秘密を語った。

人気脚本家の遊川和彦氏のオリジナル作品。不慮の事故で25年眠り続け外見は35歳、中身は10歳のままだった少女の成長と葛藤を描き、第7話ではついに心も大人へと急速に成長を遂げ、望美の心が年齢に追いついた。

3話までのメークについて「10歳のイメージに近い雰囲気にしているので、ほぼベースくらいしか塗っていなくて、カラーも一切のせていない。10歳から中学生くらいまでは地を生かしたかわいらしいで、表情やしぐさをコウさんがすごくすてきに演じているので、こちらが特別にやったということはなかった」と振り返った。

第5話までで工夫したことは「望美のテーマカラーが“黄色”なので、洋服に黄色が多くないときは髪飾りに取り入れたりしました。小学生の頃は黄色のヘアゴム、中学生の時には小さいシュシュを使って2色にしたりして」と細かい部分で変化を加えたという。

第6話以降は、大人な雰囲気を出すために「メークも少しチークを入れてマスカラやグロスを足して、髪の毛もふわっと巻きました」と“女性らしさ”を意識した方法でアプローチをしたという。

28日放送の第8話では、家族と結人(坂口健太郎)の前から姿を消し、連絡もつかない状態になってしまった望美は、別人のような姿に一変し、意外な生活をしていた…。25年の時間を奪われた望美の絶望と怒りに注目だ。