脳内に血管の詰まりが発見され、大阪府内の病院に検査入院し、16日に退院した浜村淳(86)が18日、パーソナリティーを務めるMBSラジオ「ありがとう浜村淳です」(月~土曜午前8時)に生出演し、番組復帰した。

冒頭で「コロナウイルスがひどい状態になっておりますので、とりあえず心配な点があったら検査しましょう。私は3日間、国立循環器病センターに入りまして、検査、検査、検査を繰り返したわけです」と説明し始めた。

「ひとつ悪いところが見つかると連鎖的に『あれも検査しましょう、これも検査しましょう』ということになりますよね。そういう状態、大変つらい状態、つらいこともないんですけど、救ってくれましたのは循環器病センターの看護師さんが全部、美人。それもスタイルがよくて。誰がミスコンテストに出ても不思議ではない。絢爛(けんらん)たる病院でしたね。みなさん徹底的に優しい」と振り返った。番組の共演者とも「負けないくらいのべっぴんばっかりなんです。それで気分がずいぶんよくなりました」と話し、医師にも感謝を述べた。

浜村が自宅に戻ると「1枚の色紙にご近所のみなさん全員が寄せ書きをしてくださいました」と、似顔絵まで描かれた色紙を持参。「まことにありがたい。感謝と感動、深まるばかり。人に心配をかけてはいけない。そのためには体を大事にしなければいけないと、つくづく思いました」と語った。

浜村は13日の番組出演後、定期検査を受けたところ「脳内に、ごく小さな血管の詰まり」が発見され、入院。14、15日は休演。74年4月の放送開始から初めて番組を欠席していた。16日に電話で出演し「まもなく退院いたします。月曜からはちゃんと番組に出演いたします」と話していた。出演後には大阪府内の病院を退院した。