近藤真彦(56)が、ジャニーズ事務所から退所することが30日、ジャニーズ事務所の公式サイトなどで発表された。この日をもって退所する。今後は自身が代表兼監督を務めるレーシングチーム「KONDO Racing」を主体とする個人会社「エムケイカンパニー」に所属する形となり、芸能活動やレース業を続ける。

近藤の退所発表を受けて、同社は日刊スポーツの取材に、「近藤はジャニーズ事務所を円満に退所した後、弊社でタレントとして活動します。弊社は近藤の活動をサポートしていく形になります」と認めた上で、「今後は芸能活動の窓口も弊社が務めます。レースチーム主体の会社ですので、芸能活動については今後、準備をしていって、ご報告できることがあれば、お伝えします」とした。

近藤はレース業も活動休止中で、同社は「5月のゴールデンウイークのレースも近藤の監督復帰は見送る予定でございます」と明かした。5月3、4日に富士スピードウェイで行われるレースでの監督業復帰はないという。同29、30日に行われる鈴鹿サーキットのレースは未定という。

この日、同社の公式サイトでも、「弊社代表近藤真彦は、株式会社ジャニーズ事務所を円満退社させて頂くこととなりました。弊社といたしましては、従来通りのレース活動を継続していくことをご報告させて頂きます」と発表。「監督としての活動自粛期間中のご報告となりますこと、深くお詫び申し上げます。尚、当面の間、近藤の芸能活動においては弊社でサポートを実施してまいります」とし、「弊社代表近藤真彦の新たなチャレンジがスタート致しますが、引き続き応援して頂けますようお願い申し上げます」とつづった。

近藤は公式サイトなどで「事務所との話し合いの結果、僕の新しい旅立ちを理解していただき、40年以上お世話になったジャニーズ事務所を退所させていただくことになりました」などとつづっている。