広瀬すずと嵐櫻井翔がダブル主演を務める日本テレビ系連続ドラマ「ネメシス」(日曜午後10時30分)第4話が2日に放送され、世帯平均視聴率が8・3%(関東地区、速報値)だったことが6日、ビデオリサーチの調べで分かった。個人平均視聴率は4・5%。

第1話は、11・4%、第2話は9・5%、第3話は8・9%だった。

同作は、櫻井演じるポンコツ探偵・風真尚希と広瀬演じる天才すぎる助手・美神アンナの凸凹バディが、超難解な事件を次々と解決していくミステリー。

広瀬は19年NHK連続テレビ小説「なつぞら」以来、櫻井は嵐活動休止後初となる連続ドラマ出演で、注目が集まっている。2人は、18年の映画「ラプラスの魔女」、同年「第69回NHK紅白歌合戦」司会に続き3度目のタッグだ。

第4話で、天才助手の美神アンナは、横浜・八景島シーパラダイスの事件を機に知り合った天才大学生の四葉朋美(橋本環奈)とすっかり意気投合していた。朋美は事務所にもちょくちょく遊びに来るなど、すっかり“チームネメシス”の一員になっていた。

そして今回の依頼者は、エリート女子高に常駐するスクールカウンセラーの雪村陽子(村川絵梨)だった。美術教師の黒田秀臣(水間ロン)が、昼休みに窓から校庭に転落した。学校側は自殺で片付けようとするが、雪村は他殺を疑い犯人を突き止めてほしいと自称・名探偵(実際はかなりのポンコツ)の風真尚希(櫻井翔)に懇願した。一度は依頼を断るよう風真に指示する社長の栗田一秋(江口洋介)だったが、雪村の勤務先が“デカルト女学院”と聞くと、なぜか突然快諾した。アンナをインドからの転入生として学院内部に潜入させ、風真は警察のタカ&ユージ(勝地涼&中村蒼)と共に外側から堂々と捜査を開始した。