俳優鶏冠井(かいで)孝介(34)、元モーニング娘。田中れいな(31)らが23日、都内で、舞台「信長の野望・大志~最終章~群雄割拠 関ヶ原」(23~29日、東京・かめありリリオホール)のゲネプロ取材を行った。

シミュレーションゲーム「信長の野望」の舞台版。本作が第5シリーズで、最終章となる。

5度目の織田信長役となる鶏冠井は「やっと最終章を迎えることができたのをうれしく思います」と感慨深い表情を浮かべた。

一方、信長の妹、お市役を演じる田中は「うれしい半面、最終章ということで終わりがあるんだなって、いつもとは違う切ない感じもあって。お市としても涙するんですけど、田中れいなとしても稽古からぼろ泣きしていた」と複雑な心境を明かした。

タイトルに絡めて野望を問われた田中は、コロナ禍をきっかけに始まったハロー!プロジェクトOGらのコンサートをきっかけに、アイドル時代の初心を思い出したといい「もっともっと歌についてうまくなりたいし、のどの使い方とかも曲によって変えられるような歌手というかアーティストになりたい」と語った。

まだまだアイドルとしてがんばりたいのか、と質問されると「違います! 1ついっていいですか」と切り出し「私自分のことアイドルって思っていないんですよ! これ書いて欲しいんですけど、『いつまでアイドルやっているんだ』っていうアンチがいる。私は、田中れいなとしてみてほしい」と熱弁し、笑わせた。

谷佳樹(34)彦摩呂(54)も出席した。