お笑いタレント、トミーズ雅(61)が21日、メイン司会を務めるMBSテレビの情報バラエティー「せやねん」(土曜午前9時25分、関西ローカル)に生出演。

番組冒頭で、上方落語の重鎮、笑福亭仁鶴さん(本名・岡本武士=おかもと・たけし)が17日に骨髄異形成症候群のため84歳で亡くなったこと伝えた。

雅は「昨日、びっくりしました。仁鶴師匠がお亡くなりになったという一報が入りました。もう僕ら世代からしたら喜劇王というか神様ですね」と悼んだ。

小学校のころ、仁鶴さんが出演するテレビ番組「ヤングおー!おー!」をみていたと雅は「ご飯を食べながらみていて、仁鶴師匠があまりにもおもしろいので、3回くらい死にかけました。仁鶴師匠があまりもおもしろいので」と振り返った。

芸人になってからは「なんば花月の席が900席しかないのに、仁鶴師匠をみるために2000人が待っていた。笑福亭仁鶴というめくり(出演者名を書いた紙製の札)になると、拍手喝采。出ばやしがあり、仁鶴師匠がめくりの間からちょっとだけ、足出したり、顔を出したりして、出るまでの15分。客席はずっと笑っていた。足だけで、どかーん、手だけで、どかーん。出て行ったらバッ~、爆笑をとって帰られた。出ばやしで15分間、笑わせて、出て30分、爆笑をとる方はたぶん出てこないな」と話した。