のん(28)が27日、都内で行われたJA全農いわて2021「いわて純情米」新CM発表イベントで「いつまでも食べたい」と、同県産のブランド米「銀河のしずく」の新米を、モリモリと食べ続けた。

のんは、13年のNHK連続テレビ小説「あまちゃん」への主演以降、岩手県との縁が深く、17年から「純情産地いわて宣伝本部長」を務め、いわて純情米のCMに出演してきたが、今年4月から「純情産地いわてアンバサダー」として、岩手県の農畜産物のPRをしている。

この日は、銀河のしずくの新米、のんの大好物として岩手県産のたまごと岩手県産の大豆で作られたしょうゆを使っての卵かけご飯、いわて牛サーロインステーキが用意された。のんは、白米だけをほおばると「白さが際立って、透明感があります。う~ん…おいしい。1粒1粒が、しっかりして、甘みがあって、おいしいです」と満面の笑みを浮かべた。次に、卵かけご飯を口にすると「すごく好き…おいしいです。う~ん…となる」と、もう笑いが止まらなかった。

さらに、いわて牛サーロインステーキが出てくると、塩こしょうをつけて「お肉の脂身とうま味のバランスがいい…バッチリです」と喜んだ。司会が宣伝トークを振っても食べ続け、いったん、はしで持ち上げたステーキ肉を皿に置き、はにかんだように笑う一幕も。もぐもぐタイムは、止まらなかった。

新CMでは、新津ちせ(11)と“おコメディアンズ”を結成し「いわての いわての 純情米 1度でいいから食べてみて」と踊る。のんは、この日の壇上でも踊りを披露し「左右の足で、逆に動かなければならないステップがあり、難しかった。つま先と、かかとが逆に動くので練習しました。おいしいお米が一緒にあったので、本当においしくて幸せな気持ちで撮影していました。ちせちゃんも、ご飯が好きみたいで」と撮影のエピソードを語った。

岩手県の達増拓也知事(57)は「毎年、CMをさせていただいていて。今年もうれしい。CMでお米、稲になってもらったり、味も育ち方も、よくよくご理解頂いた上でPRしてもらい、頼もしい。回数を重ねるごとに手応えを感じています」と、のんとのタッグの手応えを強調。新CMについても「お子さんも、まねしてくれるんじゃないかと思う」と評価した。のんは「すごく、うれしいですね。頑張って歌も歌わせて頂いている。頑張った、かいがありました」と笑みを浮かべた。