爆笑問題太田光（56）が7日、TBS系「サンデー・ジャポン」（日曜午前9時54分）に生出演。MCを務めた先月31日放送の同局系選挙特番で、自民党の甘利明氏（72）や二階俊博氏（82）らをぶった切る発言が話題となったことについて、元衆院議員の杉村太蔵氏やデーブ・スペクターらから指摘を受け、太田が「僕の力不足だと思います」と話す場面があった。

番組では、「選挙特番太田光の炎上」として、先日の放送や、SNSでの“批判投稿”を放送。太田は「確かに無礼ですね。品がないとか、いろいろ言われました」などと話した。

杉村氏は「ジャーナリスト精神を感じるところがあったんですけど、あまりにも空回りしすぎちゃって」。デーブは「選挙は大事なこと。中継で出る政治家は報道番組のつもりで（出演を）受けているわけだから、話が違いすぎる。政治家をかみついて挑発するのは面白いは面白いんだけど、そのポジションじゃない。だったら脇にいるとか、二部に出るとか、メインの司会は違うと思う。申し訳ないけど」と言及。

これに太田は「僕は挑発したつもりはないんです。信じられないかもしれないけど、本当に聞きたいことを聞いたんです。怒らせてしまったのは確かに僕ですけど、挑発しようとして、怒らせようとして、やったわけではないんです」と反論した。

その上で、杉村氏に「聞きたいことを聞いたというよりも、一方的に言いたいことを言っただけにみえちゃったのが残念」と言われると、太田は「それは僕の力不足だと思います」と話した。

太田は「選挙の日－」で、小選挙区での苦戦が伝えられた自民党幹事長（当時）の甘利明氏（72）に対して「ご愁傷様でした」などと発言。また二階俊博氏（82）には「人相が悪いんですけど、怒ってますか」「ところで二階さんはいつまで政治家をつづけるつもりですか」などと質問し、二階氏から「失礼だよ」と叱責（しっせき）されるなどして、話題となっていた。