俳優生田斗真(37)が4日、大阪市内で主演映画「土竜の唄 FINAL」(三池崇史監督、公開中)の舞台あいさつに出席した。撮影時のエピソードとして「夜食のおにぎりがカチンコチンに冷たくなっていて、それでも食べなきゃ体がもたないので必死で完食しました。みそ汁も冷えていたなあ」。続けて「ある日の昼食はカラアゲで、同じ日の夜もカラアゲが出て(笑)。スタッフが間違えたらしいのですが、とにかく食べて頑張りました」と食事の話題を連発して、観客を楽しませた。

激しいアクションシーンは、三池監督の指示でリハーサルはわずか。「パッと始めて、すぐに本番。殴りあうシーンでは『次の動きがどうだったかな?』と頭でわからなくて、もう目が真剣そのもの。監督の狙いなんでしょうね」と振り返った。おかげで生キズが絶えなかったという。

客席からの質問コーナーではテンポの良い問いが次々飛び出し「さすがは大阪。東京とは一味違いますね」と感心しきりだった。

同映画は漫画家・高橋のぼる氏(57)の原作で、生田が潜入捜査官・菊川玲二を演じる人気シリーズの第3作。堤真一(57)鈴木亮平(38)岡村隆史(51)菜々緒(33)ら豪華キャストによる予測不能の展開、ド派手なアクションが話題となっている。