NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(月~土曜午前8時)の27日に放送された第41話の平均世帯視聴率が17・5%(関東地区)だったことが28日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高記録は第39話の17・9%だった。

同作は昭和、平成、令和と時代が流れる中、ラジオ英語講座とともに歩んだ祖母、母、娘と3世代のヒロインを描き、舞台は京都、岡山、大阪。1925年の日本でのラジオ放送が始まった日、岡山で生まれた少女、安子のドラマから描かれる。大正末期からの岡山編は上白石萌音、昭和30年代からの大阪編で深津絵里、昭和40年代からの京都編は川栄李奈が演じる。

あらすじは、クリーニング屋での仕事でまっさらな人生を歩き始められると感じたるい(深津絵里)。宇宙人と名付けたちょっと変わったお客さん(オダギリジョー)の正体はつかめないままだったが、仕事にもだんだんと慣れていった。ある日、るいが1人で店番をしていると、あのちょっと変わったお客さんが出来上がった服を取りにやって来た。そしてまた一貫性のない大量の服を預けて店を去っていったが、るいはまた名前を聞けずじまいだった。さらにその服の中に、るいの知らない部品のようなものを見つけ、そのお客の正体の謎を深めていった。後日、田中(徳井優)という強面(こわもて)の男が店にやってきた。預けた服に穴が開いているとクレームをつけ、さらに弁償だけでなく慰謝料も払えと迫ってきた。困ったるいだったが、以前にお客として来ていた片桐春彦(風間俊介)に助けられた。