不倫騒動で活動を自粛した20年6月9日以来、約1年8カ月ぶりに活動を再開した、アンジャッシュの渡部建(49)がMCに復帰した、千葉テレビ(チバテレ)の冠番組「白黒アンジャッシュ」をネット局として放送していた東京MXが、24日放送回(深夜3時35分)をもって、放送を終了することが分かった。東京MXの関係者は同日「弊社での放送につきましては、総合的に判断をいたしまして、2月24日(木)27:35(2月25日(金)3:35)~放送回にて終了となります」と説明した。 

東京MXで24日に放送するのは、チバテレで8日に放送された児嶋一哉(49)が1人MCを務めた最終回。内容は、貴島明日香(25)をスタジオに招いてのトークの後半戦で、児嶋が貴島とモデルウオークなどを行った。チバテレで15日に放送した、復帰した渡部が複数の女性と不倫した場所と報じられた多目的トイレを使用する人たちに対し「大変な不便、不快な思いをさせてしまい本当に申し訳ございませんでした」などと謝罪した回は放送しない。

今後についても、東京MXの関係者は「今後の『白黒アンジャッシュ』の放送につきましては、現時点では予定はございません」と、事実上の打ち切りであることを示唆した。

チバテレで15日に放送された「白黒アンジャッシュ」(火曜午後10時)の中で、渡部は「芸能界を辞めることが1番、迷惑をかけないと思っていた時期があった。でも奥さんと話して『ダメ元で再チャレンジして玉砕することの方が息子に見せる背中としていいんじゃないか』と話した」と、2人での番組再開を決めたのは、妻の佐々木希(34)に背中を押されたこともあったと明かした。

一方で、今後について「ニーズがないと再開はならない。万が一、オファーをいただけたら。必要とされる場があれば」と他の仕事もやる意向を示した。東京・豊洲市場の仲卸業者で働いていることも明かした。1人MCとして番組を継続してきた児嶋は「新生アンジャッシュを探っていくしかない。パワーアップした姿を見せられたら。番組も1000回…あと2年で20年。そこを目指し頑張っていきたい」と涙目ながら前を向いていた。