小林聡美(56)が14日、東京・赤城神社で行われた主演映画「ツユクサ」(平山秀幸監督、4月29日)大ヒット祈願&完成報告イベントに出席した。
劇中では、松重豊(59)演じる男性との、大人の恋の行方も見どころになるが、平山秀幸監督(71)は2人が食事するシーンの際、松重に「番組間違えないでね」と、主演の人気ドラマ「孤独のグルメ」を絡めた突っ込みを入れたと明かし、会場の笑いを誘った。
小林は劇中で、主人公の五十嵐芙美を演じた。斎藤汰鷹(12)演じる年の離れた親友・航平と遊びに出掛けたりする日々の中、草笛をきっかけに出会った、松重演じる篠田吾郎と、恋の予感も訪れるという役どころだ。小林は、松重との共演について「松重さんという俳優さん自体が、セリフがなくて、そこにたたずんでいるだけでも味わい深くてすてきな俳優さんで、しかも今回はミステリアスな役だったので、その役柄とマッチしていて、そのまま映画の世界の松重さんに恋することができました」と感想を語った。
一方、大人のラブストーリーに挑戦した平山監督は「小林さんに、いろいろ聞きました」と撮影時のエピソードも明かした。その上で「2人で一緒にご飯を食べるシーンがあるんですが、松重さんには『番組間違えないでね』と伝えました」と撮影を振り返った。
劇中で航平を演じた斎藤は「今年で中学生になります」とあいさつした。その上で、44歳年上の小林と親友を演じたことについて「歳の離れた親友というのは初めてだったのですが、小林さんと初めて会った時に、本当の親友のように接してもらって楽しかったです」と振り返った。
一方、小林は「おばあちゃんと血液型が一緒だったらしく、そこで親近感を持ってもらえました」と、斎藤の祖母と血液型が同じだったことが、心の距離が縮まったきっかけだったと明かした。その上で「斎藤くんの子供目線に合わせるということもなく、一緒に楽しく話せました」とほほ笑み、無理なく親友役を演じられたと語った。
小林と平山監督は、19年の同監督の前作「閉鎖病棟-それぞれの朝-」に続いてのタッグとなる。同監督は、安倍照雄氏のオリジナル脚本を10年以上温めてきた末の映画化実現に「1本の映画が成立するのにこんなに長く時間がかかるということを改めて感じています」と感慨深げに語った。
小林は「『閉鎖病棟』で平山監督と、ご一緒させていただいた後に声を掛けていただけたので、監督が見てくださっていたのだなとうれしかったです」と再タッグを喜んだ。その上で「脚本を10年間温めてきた作品ということで、台本を読ませていただいた時に、時間がたっているのに、新鮮な感じで、この話を監督はどんなふうに映像にするんだろうとワクワクしました」と、オファー当時を振り返った。



