NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(月~土曜午前8時)の第99話が22日に放送された。SNSでは、るい(深津絵里)の涙、ひなた(川栄李奈)の上達する英語、展開の早さに感嘆の声が漏れた。

【カムカム 3世代ヒロイン年表】はこちら>>

※以下ネタばれを含みます。

あらすじは、ラジオ英語講座を聴くために早起きしたひなた(川栄李奈)は、番組が始まるまでの時間、るい(深津絵里)から昔話を聞かせてもらうことに。2人はこれから毎朝一緒に小豆を炊き、ラジオ英語講座を聞く約束をする。数日後、錠一郎(オダギリジョー)がトミー北沢(早乙女太一)を家に連れてくると、突然の出来事に大月家は大騒ぎ。久しぶりの再会を喜ぶるい。そして、錠一郎の「僕、また音楽活動再開するよ」という言葉を聞くと、あふれる涙を抑えることができない。錠一郎はおもちゃのピアノを弾き「時間かかるかもしれへんけど、待ってて」と話し「僕がアメリカに連れて行くから」と言う。トミーの妻、奈々(佐々木希)がピアノ講師の手配もしていた。るいの涙は止まらなかった。

そして小夜子(新川優愛)は年の瀬に男の子を出産。清子(松原智恵子)は死去する。桃太郎(青木柚)は高校を卒業して、雉真家から岡山の大学に通うことになった。錠一郎はトミーのジャズナイトでピアニストデビュー。ひなたの英語は着実に上達していく。

SNSには、るいのあふれる涙に感動の声が。またひなたの上達する英語に感嘆の声が上がった。

ツイッターには「よかったねぇ、るい 報われたねえ」「るいさん、泣けるよなぁ」「こんなにしとどに泣くるいさん」「もらい泣きするやん…」「台布巾を差し出すジョーw」「ひなたが英語上達してる」「ひなたの発音が変わってきた!」「スゴい発音良くなってる、ひなたの英語力かなりついてきてるね」「ひなたの英語力 急激にアップしてる」「ひなたの英語ナレたどたどしい読み方から、少しずつ流暢になっていくのすごい」「繋がるつながる、火曜日」「どんどん時間が過ぎていく…」「展開がぎゅんぎゅん飛んでいく」「あ~!15分はぇえええ!」などとコメントが並んだ。

同作は昭和、平成、令和と時代が流れる中、ラジオ英語講座とともに歩んだ祖母、母、娘と3世代のヒロインを描き、舞台は京都、岡山、大阪。1925年の日本でのラジオ放送が始まった日、岡山で生まれた少女、安子のドラマから描かれる。大正末期からの岡山編は上白石萌音、昭和30年代からの大阪編で深津絵里、昭和40年代からの京都編は川栄李奈が演じる。