内藤剛志主演のテレビ朝日系連続ドラマ「警視庁・捜査一課長 season6」(木曜午後8時)の第5話が12日に放送され、平均世帯視聴率が9・6%(関東地区)だったことが13日、ビデオリサーチの調べで分かった。

平均個人視聴率は5・3%だった。

警視庁の花形部署・捜査一課を舞台に、400人以上の精鋭刑事を統率するたたき上げの一課長・大岩純一(内藤)の熱き奮闘を描くミステリードラマ。

第5話では…。

大手IT企業「ビッグホール」のチーフプログラマー・太平洋和(小島よしお)が自宅兼仕事場で殺害される事件が起き、大岩課長(内藤)は臨場する。

太平は20年前に“奇跡のプログラム”といわれるソフトを発表し、一躍、世界的に有名になった人物。太平の開発によって、当時、小さなITベンチャーだった「ビッグホール」は株価が急上昇し、大手へと成長した。

捜査をはじめた小山田大介管理官(金田明夫)は、現場に残された3つの湯飲みとひとつの茶たくに注目。事件当日、少なくとも2人の来客があったのではないかと考える。また、現場資料班刑事・平井真琴(斉藤由貴)は湯飲みに残っていたお茶があまりに薄く、“二番煎じ”のようだったのが気にかかる。

遺体の第1発見者でもある柳下美瑠(秋月三佳)によると、太平は事件当日の昼、突然、退職を宣言したという。実は、彼は最近では“一発屋”や“オワコン”などと陰口をたたかれていた。業を煮やした社長・藤綱玄道(岩永ひひお)は“天才プログラマー”との呼び声高い新入社員・幸田早芽(莉子)を、チーフに抜てきすることを決定。太平は、その降格人事に反発したようだった。そんな中、新リーダーに指名された早芽と太平が何度も衝突していた事実が浮上した。

一方、副業でオンラインサロンを開いていた太平には、彼の崇拝者ともいうべきファンが多数存在したことも発覚した。