演歌歌手福田こうへい(45)が4日、故郷・盛岡で行われた「東北5大祭り」の1つである「盛岡さんさ踊り」に19年以来、2度目の参加をした。コロナの影響で、祭り自体も20、21年が中止となり3年ぶりの開催だった。

福田は地元の支援者やスタッフら約150人の“チームこうへい“として参加。「和太鼓の同時演奏記録」としてギネス世界一に認定されている大太鼓をたたき、華麗な音を何度も夜空に響かせた。パレードでは太鼓の音に乗って、参加者が「サッコラ、チョイワヤッセ(幸よ来い)」の掛け声をかけて踊り歩いた。

踊りの始まる前に取材に応じた。

-3年ぶりの参加です

3年前が1回目のスタート。「来年もまたこのチームで。今度は500人の体制で」と言ったものの、コロナで2年間、開催できずに残念な結果でした。今日は(約150人の)チーム全員で大暴れしたいなと思います

-この2年はコロナで開催できませんでした

全世界がコロナで苦しんでいます。「さんさ踊り」も鬼を退治した話から始まっています。コロナ退治をしたいですね。

-同じ岩手県出身で大リーグのエンゼルスで活躍する大谷翔平投手がいます

大谷さんには世界を代表して頑張ってもらい、自分は日本で演歌を通じて、日本の文化を通して、みんなを元気にしていければいいなと思っています。今日、この盛岡でひと暴れしてリフレッシュしてから、公演や舞台で全国に羽ばたいていきたいなと思います。

-大谷選手ですが、残念ながら今日は勝利できず、「シーズン2桁勝利&2桁本塁打」は持ち越しとなりました

今日達成をして、「さんさ踊り」とうまく重なれば良かったのですが…。野球界は「ショーヘイ」で演歌界は「コーヘイ」でっていう、いい感じでいけたんですけどね。でも、大谷選手は、日本を代表する世界のプレーヤーですから、チャンスがまだまだある。良い記録を待ちたいなと思います。

-年末の紅白への思いを教えてください

演歌デビューして10周年になります。1年目の初心を忘れないで、皆さんに選んでもらえる歌手でいたいなと思います。今日は紅白に出たいからタスキも紅白色にしました。紅白に3回目の出場の時(16年)、会場のNHKホールで(審査員だった)大谷選手とお会いしました。それから、大谷選手は世界に羽ばたきました。また何かの機会に会えればいいなと思います。

-会った時に何か話しましたか

審査員の前を通る時に、大谷選手に手を振って、ガッツポーズと言いますか。アイコンタクトできた一瞬は、すごくうれしかったですね。

-今日の意気込みを

鬼退治ではないですけど、コロナ退治を早くにして、来年はまた(19年の時の)250人に戻したいな、と思います。今年は私が100人分の活躍をする? 死ぬ1歩手前まで頑張ります。     【松本久】

◆福田(ふくだ)こうへい 本名・福田廣平。1976年(昭51)9月21日、岩手県生まれ。脱サラして23歳から民謡を始める。11年に「郷土民謡協会民謡民舞全国大会」で内閣総理大臣賞、12年に「日本民謡フェスティバル」でグランプリを獲得。12年に「南部蝉しぐれ」で演歌歌手デビュー。NHK紅白歌合戦に4度出場。20年に日本レコード大賞最優秀歌唱賞。血液型O。