シンガー・ソングライターのChara(54)が8日、都内で行われたDisney+(ディズニープラス)内の新ブランド「スター」の日本発オリジナルドラマシリーズ「すべて忘れてしまうから」(14日から配信)配信直前イベントに登壇した。

冒頭のあいさつで「ミュージシャンをやっております、Charaです。お久しぶりに女優? みたいなことをやらさせていただきました」と言い、照れ笑いを浮かべた。

劇中で、主演の阿部寛(58)演じる作家の行きつけのバーのオーナー・カオルを演じる。演技は96年の映画「スワロウテイル」以来26年ぶりで、ドラマへの出演は初めてだ。そのことについて聞かれると「そんなに経ってる? 女優さんとしての私、本当に全然なんですけれども」と苦笑した。今回は、音楽を愛する役どころだったため「音楽が大好きだから…そのことだけで参加できたけれど、私で良かったかもね」とも語った。

素に近い部分もあったかと聞かれると「はい!」と即答した。その上で、オファーを受けた当時を振り返り「出て欲しいってお話があった時『そのままで結構です』って言いましたよね? 良かったかな?」と岨手由貴子監督に呼びかけた。そして「音楽をやっている時、よく見せようとすると緊張するんですけど、そういうのを考えないように」と自然体で演じたことを強調した。。

エンディングを歌う10組にも名を連ねる。「いつもと違う感じで…そこは楽しんだと思います。私以外の方は、ヒットしてます今…メチャメチャ、話題ですって方よりは、音楽的にすごくマニアックな方々が多めに出演となっているんじゃないか。大好きな方が、たくさん参加してくださっているので、そこは見ものだと思います」と胸を張った。

「すべて忘れてしまうから」は、日本と同日にアジア各国でも配信がスタートする。この日の配信直前イベントもアジア各国に生配信され、香港、台湾、シンガポールなど、アジア各国の約60媒体が視聴し、マレーシアの媒体からは質問も出た。Charaは「すごいドラマなんだなと…改めて思った」と驚いていた。