フジテレビの定例会見が30日、東京・台場の同社で行われた。

来年1月からお笑いコンビ、ハライチとフリーアナウンサー神田愛花(42)をMCに起用した、平日昼の生バラエティー「ぽかぽか」(月~金曜昼帯)をスタートさせることを27日に発表している。港社長は「みんなの楽しいが集まる場所」。大多亮専務(63)は「4月、10月の改編期でないのは異例中の異例」と説明した。

年内で終了する今年4月にスタートの情報バラエティー「ポップUP!」(月~金曜午前11時45分)について、大多専務は「出演者、スタッフが頑張ってくれたが、残念ながら期待した成果を上げられなかった。苦渋の決断です」と話した。

制作陣が「ポップUP!」の情報番組担当から、「ぽかぽか」ではバラエティー担当になることに、港社長は「見え方の新しさを求めた、強い球を投げてほしい。(昼帯枠を)情報番組担当にやってもらって、バラエティー担当にはエネルギーがたまっている」と話した

フジテレビの平日昼帯枠は60年代の「お昼のゴールデンショー」から「笑ってる場合ですよ」「笑っていいとも」「バイキング」と、長年バラエティー担当が制作してきた。20年10月に「バイキングMORE」がスタートする際にスタッフが情報番組担当に替わり、2年3カ月ぶりのバラエティー担当制作となる。

港社長は「あの枠はフジテレビの栄光の場。バラエティー班の枠だった。ここで俺たちの出番だと、バラエティー班が総力をあげる」と期待を口にした。