秋元康氏が、米映画監督ヨハネス・ロバーツ氏とタッグを組み、ホラー映画「THE NOT POLLY(原題・遺体安置所)」の国際販売権を獲得したことが23日、明らかになった。米映画界最大級のニュースサイト「Deadline」で報じられた。今年末に米ケンタッキー州で撮影が行われる予定という。
かねて秋元康と親しかったハリウッドのプロデューサーから、ホラー作品の企画がほしいと相談され、プロジェクトが始動し、ロバーツ氏と出会ったという。
ロバーツ氏は全米チャート4位となった水中スリラー「海底47m」(17年公開)を監督し、19年の続編を合わせ全世界で1億ドルを超える興行収入を記録したヒットメーカー。昨年は映画「バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ」の脚本・監督も担当した。
「THE NOT POLLY」は、米女優ジェイド・ペティジョン(21)が、学校いちの美人で人気者の主人公、ポリーを演じる。パーティーの後で目を覚ますと、遺体安置所に閉じ込められて、影も脈も心拍もない。明らかに死んでいる状態であることがわかる。殺した犯人を探すも、何物かに取りつかれて驚くべき行動を起こしていく。秋元氏が企画・原案を手掛け、ロバーツ氏が脚本化し監督も務める。
秋元氏は近年、米俳優ウィル・スミスが率いるグローバルメディア企業ウエストブルック社と業務提携し、秋元氏の小説「象の背中」の米国での劇場公開や、テレビ東京系で放送されたドラマ「共演NG」のリメーク放送に向けた制作も進めている。
秋元氏は「全ては、1つのアイデアから始まりました。もし遺体安置所で死体の1体が目覚めて、真実を探し始めたら? このコンセプトをホラー映画にしたいと思いました」と説明。「『海底47m』のヨハネス・ロバーツ氏が私の原作を監督してくれることに、今からもうすごくワクワクしています」とコメントした。
ロバーツ氏は「(国際販売を担当する)バンクサイドと製作チームの皆は、私のひねくれたビジョンを真に理解してくれていて、こんなチームと一緒にこの作品を作れることをとてもうれしく思っています。このダーク・コメディー・ホラー映画を観客の皆さんに体験していただく日が待ちきれない思いです」と伝えた。



