A.B.C-Z戸塚翔太(35)が25日、大阪市内で、主演舞台「今度は愛妻家」(26~28日、クール・ジャパン・パーク大阪WWホール)の取材会を開き、自身の結婚観とイクメン志望などへの思いを語った。

戸塚は売れっ子カメラマンだったが1年間無職を経験し、覇気を失った北見俊介を演じる。三倉佳奈(36)ふんする妻さくらからの支えにも気づかない“ダメ亭主”の設定だ。

「奥さんにひどいこと言うんですよ。奥さんが旅行に行くと言うと『オレの飯どうすんの?』って。この先(実生活で)言わないようなひどいことを言いますね。オレには理解できない(笑い)。メシぐらい、自分で作れよって思う」

続けて、夫婦像について、戸塚自身は「夫婦って協力してやるもの」との考えを明かし「実際の僕は違うので、ファンの方、安心してください」と笑わせた。

結婚観にも触れ「(役柄が)反面教師にはなりますよね。結婚願望は、ほぼほぼないんですよ。でも、子供には会いたい」。結婚の先、自身の子供へ早くも思いをはせ「結婚は事実婚でも、パートナーシップでも、許されるなら、それでもいいかな? と思っています。でも、子育てには協力していきたい」と語った。

突然の「イクメン」宣言が飛び出したが、その過程で「イクメン」を「パパ活」と言い間違える戸塚らしいちゃめっ気も見せ、取材会では本音トークを連発。今作共演の事務所後輩、関西ジャニーズJr.浦陸人が稽古から本番へと、役者として「メキメキ成長」していく様を見て「自分も子育てではそうありたいな。しっかり向き合っていきたい」と感じたという。

また、タイトルにある「愛妻家」のイメージには、事務所の先輩、井ノ原快彦をあげ「自分の抱いているイメージなんですけど、僕とか後輩にも優しくて、大きな心で導いてくれる。あと、井ノ原さんのキラースマイルですよね。自分の生活が充実してるから出る笑顔だと思います。僕も結婚したら愛妻家になりたい。うん。なる可能性はあると思います! なりますね」とも話していた。

今作は02年初演、10年には豊川悦司と薬師丸ひろ子の共演で映画化もされ、舞台は今回、8年ぶりの日本上演となる。

売れっ子だった元カメラマン北見俊介に戸塚、妻さくらは三倉佳奈。俊介に近づくモデル蘭子を黒沢ともよ、俊介のアシスタントで蘭子に好意を抱く古田誠に浦、なじみの店の“ママ”文太に渡辺徹がふんする。

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