故藤田まことさんらと共演した往年の名物番組「てなもんや三度笠」の珍念役などで知られた俳優、白木(しらき)みのるさん(本名・柏木彰=かしわぎ・あきら)が、20年に亡くなっていたことが、12日までに分かった。死因などは非公表。
少年のようなハイトーン・ボイス。小柄な体格ながら、藤田さん、財津一郎らとの絶妙な掛け合いで魅了した白木さんは、昭和の演芸番組を代表するスターの1人だった。不動産融資などで実業家としても財をなした白木さんは、芦屋市内に弟夫婦のために自宅を建てたが、結婚はせず。18年頃から体調不安が強まり、当時、親族は「日常生活にも影響が出るようになっていた」と明かし、施設で療養中だとしていた。
白木さんは1934年(昭9)5月6日生まれ、松江市出身で、吉本新喜劇でも活躍。68年の「てなもんや-」終了後は吉本を離れ、舞台を中心に活動。歌手北島三郎の座長公演に多く出演していた。
実直で頑固な性格でも知られ、「だんな」と呼び親交の深かった藤田さんと仲たがいすると、長らく絶縁状態のまま。07年に御堂筋パレード(当時)で共演し、関係が復活するまで、数十年を要した。
01年にMr.ChildrenのCM、03年NHK「てるてる家族」、14年の映画「テルマエ・ロマエ2」に出演も、以後は芸能活動はしていなかった。



