嵐の松本潤(39)が「日曜日のヒーロー新春特別編」として、単独インタビューに応じ、8日スタートのNHK大河ドラマ「どうする家康」(日曜午後8時)への思いを語った。
大河初出演で初主演。8月に40歳となる節目の1年で「不惑」の境地に達するのか。乗り越えた先には“新しい景色”が待っている。【取材・横山慧】
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-8月に40歳の節目を迎えます
松本 なんかタイミングがいいな、と思いました。まずご縁を感じたのは、徳川家康単体で大河ドラマの主役になるのは、僕が生まれた83年に滝田栄さんが主演して以来なんですよ。それに、今回の徳川家康ってすごく今っぽいなと思います。コロナや戦争だったりも含めて、時代が変わりつつあって、どっちに行ったらいいんだろうって悩むことも多い世の中。日々選択を迫られてきた彼の人生は、何かを考えるきっかけになるかもしれないし、メッセージを込めやすい作品なのかな、と。
-40歳というと「不惑」という表現もあります。「四十にして惑わず」。この境地に達する1年になるのかも
松本 それはぜひ、終わった時にまた聞いてください(笑い)。今は本当にがむしゃらにやってるだけなので。
-25年以上の芸能活動でさまざまな経験をされてきた。既に「不惑」の境地なのかも
松本 いや、そんなことないですよ。やっぱり現場に行くと、一からですし。特に大河ドラマは本当に特殊で。スタートして半年たちましたけど、まだ1年くらい残ってますし、こんなに長い間続けて1つの役をやったことないですし。人も多いし。やっと名前覚えたと思ったら全然違う人がどんどん来る。入れ代わり含めて、同じ現場で400人ぐらい。お弁当の差し入れが平気で300個とか超えるんで(笑い)。今まで多くても120とかだったんで。その分発見もたくさんありますね。
-当然、せりふの量も膨大ですね
松本 こんなにたくさんの台本を抱えながら現場に行くのは初めてです。多い時は10冊。重いですよ(笑い)。8~9話分の行ったり来たりを撮るのに、事前に通して読んで、整合性を合わせて…。1日終わっちゃいますね(笑い)。
-体力的にも相当ハードですね
松本 でも、今僕はこの現場しか行っていないから。グループ活動しながらやるのは本当に不可能だったと思うし。新たなチャレンジというか。やっぱりこの作品は、主演がいつも現場にいて、他の俳優さんたちが来るのを待ち構えていないと、締まらないと思うので。過去の大河にはいろんな方が主演していて、中には他のことをやりながらやっている方もいるし、本当にすごいこと。僕にはちょっとできなかったかなって思う。
-仲のいい小栗旬さんから大河のバトンを渡された形です
松本 これ小栗とも話すんですけど、「今でよかったね」って。これが20代前半とかまだ右も左も分からない状態なのと、ある程度経験がある今とでは、現場でやれることは全然違うから。20代でやってたら多分今ごろヒーヒー言って、目が回って。「もうツラいっす、大河のこと聞かないでもらっていいですか」みたいなことになって、多分こんなにインタビューできないと思います(笑い)。ありがたいことに、いろんな経験をさせてもらってきたので、その上で初めて大河ができてよかった。
◆松本潤(まつもと・じゅん)1983年(昭58)8月30日、東京都生まれ。96年ジャニーズ事務所入り。99年11月、嵐としてシングル「A・RA・SHI」でデビュー。「花より男子」「失恋ショコラティエ」「99.9-刑事専門弁護士-」シリーズなどのドラマをはじめ出演多数。173センチ。血液型A。
○…妻となる有村とのエピソードを聞かれ、松本は「彼女世代のおっとり代表みたいな人ですからね。芝居をしていても、それ以外の時の姿も」と前置きしつつ「瀬名と同じように芯がある人だと思うし、空気を読むのがすごい上手な方だと思います」と答えた。「時として攻めることもあるし、攻守のバランスがすごくいい人です」と明かした。
○…ジャニーズ事務所の先輩で、織田信長役で共演する岡田准一(42)について松本は「本当に勉強になったり、刺激をいただくことが多いです。それは、家康とは切っても切れない関係の信長を演じているからこそ感じるものもあると思います」と明かした。「今現場がこうだから、自分がこう動いたほうが僕がやりやすいだろうなっていうことを瞬時に察知して、いろいろ動いてくれたりして…先輩としてフォローしてくれます」と感謝した。



