剛力彩芽(30)が、映画「女子大小路の名探偵」(今年公開予定)に主演すると10日、製作の名古屋テレビ(メ~テレ)が発表した。剛力は、事件に巻き込まれて名古屋や岐阜の仲間たちの助けを借りて真犯人に迫る姉弟の姉で、美人ながらも、けんかっ早い岐阜の柳ケ瀬で働くホステス広中美桜を演じる。

「女子大小路の名探偵」は、作家の秦建日子氏が、岐阜市と名古屋市に本社を置く株式会社中広が発行するフリーマガジン地域みっちゃく生活情報誌「NAGOYA FURIMO」「GiFUTO」「たんとんくらぶ」での長期連載を、河出書房新社で21年9月に書籍化した同名小説の実写化作品。脚本も同氏が担当する。

22年8月23日にはメ~テレが、60周年映画として、本仮屋ユイカ(35)が主演すると発表。本仮屋は映画の単独主演は初で、監督は本仮屋が20、22年に主演したドラマ「片恋グルメ日記」シリーズの平林克理監督であることも、併せて発表されていた。

それが、同10月に本仮屋が体調不良を理由に降板。製作幹事の同局は同14日、公式ツイッターで以下の文書を発表していた。

「22年8月に、主演が本仮屋ユイカさんに決定したことを公表いたしました。しかしながら、先日、所属事務所より本仮屋さんのご体調がすぐれず、出演を見合わせたいとのご連絡を頂きました。そのため、大変残念ですが、本作は主演を交代することとなります。新たな主演者等は改めてお知らせいたします」

剛力は、降板した本仮屋の代わりに主演を務める。剛力以外のキャストは後日発表としているが、監督の名前も発表されていない。