女優の古村比呂(57)が、がんの“再々再発”を公表した理由を明かした。

古村は21日に「実は1月11日PET検査でがんの再燃(再々再発)がわかりました 見つかった箇所は腹部傍大動脈リンパ節です」とブログで報告した。同日夜にあらためてブログを更新し、「皆様コメントありがとうございます」と反響に感謝を述べた。

以前に再発した際は、6カ月公表せずにいたというが「その時母が、私の再発のことを内緒にして、1人で抱えていることが苦しくなり、うつ病となりました」と明かし、「私もがん治療中だったので、母の辛さを受け入れるのがとても苦しくて」「自分も家族もダメになると感じて公表することにしました」と当時の苦労を振り返った。

元気を取り戻した母親は、今回の公表後は「お母さん今までで一番落ち着いているよ。大丈夫だから、頑張ろう!」と声をかけてくれたそう。古村は「がん(病気)との向き合い方は1人1人違い比べることは出来ないと私は思うのです」とつづった。

古村は子宮頸(けい)がんが発覚して、12年3月に手術を受けた。17年に再発と再々発が明らかになったが、19年2月には経過良好のため抗がん剤治療を休止したことを発表していた。